2016年4月25日
仕事
会社で「スクラムオブスクラム」の話になって、Gunosyさんのこの記事を思い出し再読。
エンジニアも30人を超える規模になると、やはり組織としての体を整えたり、メンバーのケアをする責任者が必要。
弊社もエンジニア、デザイナー合わせて28人(自分を含む)。この必要性を実感している。というか弊社の場合エンジニアの人数よりも提供している事業の数やBtoBといったビジネス要因から、テクノロジーよりも組織の課題が重要で、自分自身そこ(組織や人)にフォーカスしてきたつもり。
9月には正式に「誰よりもコードを書くエンジニア」として松本氏がCTOに、渡邊氏はVPE(Vice President of Engineering)の立ち位置として開発本部長職に就くことで、役割を明確化し分担。
CTOとVPofEという役割分担はrebuild.fmでも話されていたような。そしてトランスリミットさんのダブルCTO体制を思い出したり。
- Rebuild: 123: The Grail Dialogue (Naoya Ito)
- 「エンジニアとして、サービスの多産多死は考えられない」トランスリミットが実践する、スマホゲームのヒットを支える組織戦略 - エンジニアtype
Gunosyさんの記事に戻ると、
個人的な意見ですけど、CTOってやっぱり本質的にはギークじゃないですか。松本というCTOがより力を発揮し事業成果を最大化する方法は何か、経営層を含めて徹底的に話し合い、松本には執行役員・CTOとして事業ロードマップやテクノロジーの優位性を向上させる部分に全力を注いでもらって責任を持ってもらう。一方で私のほうは、メンバーの評価や育成、採用。制度改善やコスト設計、“人”にフォーカスした課題解決型開発組織の構築を担う。そういう体制にしました。
この技術と組織という役割分担、もっとポピュラーになったらいいなと思うんですよね。
もちろんその会社の規模や事業内容、何で競争優位性を実現しているか?などにもよるとは思いますが。