hapicky’s snapshots

その時々の考えの断片

副業で小学生にプログラミングを教えています

フルタイムでソフトウェア開発の仕事をする傍ら、副業(アルバイト)で小学生にプログラミングを教えています。

やろうと思った経緯

以前本業でマネジメントの仕事をやっていました。その中で「メンバーが何を感じているのか?」とか「どういうコミュニケーションをしたら共通認識ができるか?」とか、人の認識や理解について、色々と勉強/実践をすることができたと思っています。

で、この経験をもっと直接的に活かせる仕事はないかな?と、ふと思って。

マネジメントの仕事も良いものですが、もっと認識を作ることそのものが成果になるような仕事はないかな?と。そこから「だったら人に教える仕事か」とプログラミング講師に興味を持った、という経緯です。

自分に小学生の子どもがいるのでプログラミング教育に関心があったとか、何か子どもと関わる仕事をしてみたい、といった気持ちもありました。

お仕事をいただくまで

このことを妻に話したら、プログラミング教育の講師向け研修をみつけてくれて、物は試しと早速受講しました。研修の場で主催者に「講師の仕事に興味がある」というお話をしたところ、後日「こんなお仕事があるのでやってみませんか?」と声をかけてくださり、講師の機会をいただくことになりました。

どんなことをやっているのか

その研修を主催していた会社 *1 が用意してくれている、Scratchベースの教材/カリキュラムがあり、それを使ってプログラミングを教えています。現在私が教える生徒さんは小学2〜4年生で6名。授業は月2回。*2

教科書も用意されていますが、繰り返しや条件分岐といったプログラミングの要素をどう教えよう?とか、まだ学校で習っていない算数(角度や負の数など)をどう教えよう?といった準備をして授業に臨んでいます。

当たり前ですが、理解の仕方や興味関心はお子さんそれぞれ。如何にして全員が理解できるようにガイドするか?興味関心を満たしてあげられるか?といったことが醍醐味で、試行錯誤しながらやっています。

講師をやって思うこと

何より思うのは、お子さんの「できた!」「わかった!」という瞬間を共有できることが嬉しい。私は「人と何かを共感できた」と思えると嬉しい気持ちになるのですが、子どもにプログラミングを教えることは、私にとってそういう嬉しい機会になっています。

あと、プログラミングやITをよく知る人が教える意義や期待というものも感じていて、教育関係の方に限らず、IT関係の人も色々な形で関わっていけたらいいのかな?なんて、漠然と感じています。

これから

そんな感じでプログラミング講師の仕事を始めて、もう1年が経ちます。子どもに教える仕事は初めてだったので「まずは飛び込んでみる」というスタンスでしたが、ある程度慣れてきたし、もうちょっとやることを広げてみたらいいのかな。とか、考え中です。

*1:こちらのプログラミングスクールです https://www.yuber.jp/

*2: 実際に教えている場所はこちらの学童さんです https://www.tamakidsas.com/